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一握の砂 『一握の砂』石川啄木 宮司の好きな歌人は、『石川啄木』です。 青春時代必ず鞄にしのばせていた『一握の砂』・・・今も懐かしくよみがえる。 どの歌も、心に深く感じ入り、胸が熱くなる。 『一握の砂』石川啄木 (我を愛する歌) 東海(とうかい)の小島(こじま)の磯(いそ)の白砂(しらすな)に われ泣(な)きぬれて 蟹(かに)とたはむる 頬(ほ)につたふ なみだのごはず 一握(いちあく)の砂を示(しめ)しし人を忘れず 大海(だいかい)にむかひて一人(ひとり) 七八日(ななやうか) 泣きなむとすと家を出(い)でにき いたく錆(さ)びしピストル出(い)でぬ 砂山(すなやま)の 砂を指もて掘(ほ)りてありしに ひと夜(よ)さに嵐(あらし)来(きた)りて築(きづ)きたる この砂山は 何(なに)の墓(はか)ぞも 砂山の砂に腹這(はらば)ひ 初恋の いたみを遠くおもひ出(い)づる日 砂山の裾(すそ)によこたはる流木(りうぼく)に あたり見まはし 物(もの)言(い)ひてみる
日本周遊紀行(101) 三陸・「陸前高田」 日本周遊紀行(101) 三陸・「陸前高田」 国道.45にはリアス海岸の小さな半島を越えるたびに、いくつもの大小の峠を越えるようになる。 大船渡の細長い町並みを抜けると広田半島(末崎半島)・・?の付け根に当たる山地を行くようになる。 この通岡峠は、その中でも比較的大きめの峠であろう・・、標高はわずかに170mであるが海から一気に登るので、そのわりに道は急坂で険しい。 峠からは遠くに海を臨むことができ、すぐ南に神奈川県民としては懐かしい「箱根山」というのが聳えていて三陸を代表するような松の緑も秀麗で目を潤す。 この通岡峠を境に「陸前高田」に入る、峠直下では「三陸自動車道」のトンネルが掘削中のようでもある。 国道45のドライブで、そろそろ一息入れたいと思っていた時に「道の駅・高田松原」が現れた。 ゆっくり休憩しながら案内板を見ると、このすぐ裏手に名勝「高田松原」があった。 小雨模様だった薄暗い様気も、今はすっかり晴上がっているし、そこまで脚を延ばしてみた。 三陸の海岸は、リアス海岸で断崖絶壁ばかりかと思われているが、実は平坦美景な砂浜も多少はある。 中でも有名なの
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